郵便局の投資信託の種類
郵便局(日本郵政公社)が2005年10月3日から販売開始した3つのタイプ(正確には5種類)の投資信託を、今日以降それぞれ解説したいと思います。初めに取り上げるのは、「大和ストックインデックス225ファンド」まずは、言葉の説明から・・・、“大和”は“ヤマト”ではなく“ダイワ”と読みます。これは、大和證券の系列札幌 ビジネスホテル会社が運用しているということを表しています。次に、ストックインデックスとは?日本語に訳すと、“株価指数”です。株価指数には実はいろんな種類があるのですが、この場合、“ストックインデックス225”というのは、225銘柄から構成されている日経平均株価のことを指しています。日経平均株価指数はテレビや新聞などで毎日報道されるので馴染みが深いですね。最後に、“ファンド”とは?この場合、投資信託を意味します。つまりまとめますと、大和證券系列の埼玉 一戸建て会社が運用を行い、その運用成績は日経平均株価に連動する投資信託である、となります。簡単に言ってしまうと、将来、日経平均株価が上昇すれば儲かり、下落すれば損をする投資信託です。ここで、絶対に、ぜ〜ったいに! 絶対に勘違いしてはいけないことがあります。このようなタイプの投資信託の場合、運用会社は私たちのおカネを増やすために一生懸命頑張ってくれる訳ではありません。私たちが儲けようが損しようが、彼らの知ったことではありません。彼らは、投資信託の運用成績を日経平均の上下変動にきっちり連動させることが仕事です。つまり、日経平均が上昇しているのに投資信託が損しているようであれば、夜行バス運用会社の責任ですが、日経平均が下落している時に、投資信託も損していれば、彼らを責めることはできません。沖縄旅行こそが自己責任です。将来、日本景気はどんどん良くなり、日経平均株価上昇を予想するなら買い。いや、最近ちょっと株価上昇し過ぎだから、当面は株価下落すると予想するなら買ってはいけません。ただ、これから下落する局面はあったとしても、長期的には日経平均が上昇すると思うならば買っても良いと思います。最後に、絶対に見過ごしてはならないチェックポイントがあります。手数料です。横浜マンションを購入した時点で2%(税込みで2.1%)の手数料が徴収されます。つまり、100万円買った時点で、2万円を支払っている(2万円損している)状態にあります。投資というものには普通手数料がかかるのですが、減ることがない貯金とは異なり、マイナスの状態からスタートする ということを注意しないといけません。さらに、毎年0.52%(税込みで0.546%)の信託報酬というものが徴収されます。購入時に2.1%、その後毎年0.546%を運用成績がどうであろうと徴収されてしまいますので、そのことを充分認識する必要があります。その上で、日経平均株価は、手数料以上に上昇するだろうと思えば、この「大和〜ファンド」を買おうという判断を下せることになります。次は「GS日本株式インデックス・プラス」“GS”とはグループ・サウンズではありません。ガソリンスタンドでもありません。ゴールドマン・サックスという、それはそれは歴史の古い立派な金融機関です。ゴールドマンさんとサックスさんが米国で創業しました。そんな外資系の会社が運用する日本株の投資信託です。「大和ストックインデックス225ファンド」と、一体何が違うのか?大きくは2点違いがあります。1点目は・・・、目安とする株価指数が異なります。「大和〜」は日経平均株価指数を目安として、日経平均の動きに合わせた運用成績を上げることを目的として構築されています。一方の「GS〜」は、TOPIX=東証株価指数を目安としています。日経平均は日本の代表的な225銘柄で構成されていますが、TOPIXは東証一部に上場している全ての銘柄で構成されています。ここで気になるのは、日経平均とTOPIXのどっちがいいのか?これを予測するのは難しいですが、参考までに過去の成績を比較しますと・・・、今年1月から9月までの9ヶ月において、それぞれの月間成績の勝敗を分析しますと、日経平均が3勝、TOPIXの6勝とTOPIXが大きく勝ち越しています。今年9月末までの累積成績は、日経平均が+18%に対してTOPIXは+22%でした。昨年2004年の成績は、日経平均+7%に対してTOPIXは+10%などと、過去10年くらいを振り返れば、TOPIXの方が日経平均のよりも良い成績である年が多かったです。2点目の違いは、目安とする株式指数の位置づけが異なることです。「大和〜」は目安とする日経平均の動きにきっちり連動させることを目標にしています。従って、運用担当者は、“運用成績を良くする”ことではなくて、“運用成績を日経平均の動きに連動させる”ことに一生懸命になります。一方の「GS〜」は、目安とするTOPIXの動きを上回ることを目標にしています。運用担当者は、TOPIXの変動率を気にしながら、それよりも少しでも良い運用成績を上げることに一生懸命になります。目安とする指数にきっちり連動させるのか、それを上回ることを目標とするのか、大きな違いですね。きっちり連動させるよりも、上回ることを目標にしてくれる方がお得じゃないか!と思われるかも知れません。が、必ずしもそうとも言い切れません。理由はふたつ。ひとつは、上回ることを目標にしてその分リスクを取った運用をしているので、下回る可能性もそれなりにあること。世の中には目安とする株価指数を上回ることを目標とするファンドがたくさん存在しますが、目安となる指数を逆に下回る成績しか残せていないものが少なくありません。もうひとつの理由は、上回るように頑張って運用するので、その分手数料が高いこと。「大和〜」は手数料が購入時に2.1%、以後毎年0.546%徴収されます。「GS〜」は購入時に2.625%、以後毎年1.05%徴収されます。100万円購入すると、購入時の手数料は、「GS〜」の方が約5千円高いです。その後10年間保有しつづけたとすると、運用成績が変わらないとすれば5%、すなわち5万円程度も「GS〜」が手数料を多めに取られることになります。郵便局で投信購入を検討する際には、以上のような違いにも充分注意したいです。